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いい道具は多少値段がはっても大切に使うことで愛着がわきます。消耗品は少しでも安く、そうでないものは予算のゆるすかぎり、いいものをそろえるのが理想です。 とはいうものの、うまくできるかもわからないのに最初からそんなに投資はできないという方は、とりあえず針と糸とシンブルをそろえましょう。もちろん生地もお忘れなく。
ハワイアンキルトの場合、複雑なデザインのモチーフをカットします。しかも4枚あるいは8枚にかさねた状態で一気にカットします。正確にカットするコツは、経験やテクニックよりもなによりも、とにかく切れるはさみを使うことなのだそうです。はさみはとにかく「刃が命!」です。(笑い) ちなみに私はギンガーのはさみとにぎりばさみを愛用しています。
直線の布を大量に裁つ時にはロータリーカッターがあると便利です。刃が丸く回転します。布を重ねて一気にカットすることができます。使用する際には必ずカッティングマットを布の下にしきましょう。机までカットしてしまった!なんてことになったら大変です。(笑い)
キルティング用の針は短かくて細いものをオススメします。メーカーによってそれぞれ特徴がありますので、これだ!と思える針に出会うまで、いろいろためしてみましょう。ちなみに私はピーシング用の針はミルワード、キルティング用の針はリトルハウス、アップリケ用の針はコットンボールのものを使っています。はじめての方にはセットになってるものをオススメします。そしてプラス、まち針をそろえましょう。新しい針をみつけると必ず試してみます。
アップリケをする時には必ず、アップリケ用の針を使いましょう。アップリケ用の針は先が細く長くしなやかです。ついピーシング用の針で代用してしまいがちですが、しあがりがまったくちがいます。かくいう私がそうでした。ぬいしろを折りたたみながら奥たてまつりでまつっていくハワイアンキルト。アップリケ用の針にかえてから驚くほど上手にまつることができるようになったのです。その結果、ハワイアンキルトにはまってしまいました。(笑い)
まち針は頭が小さくて丸いもの、短くて細く熱に強いものをオススメします。アップリケ用の待ち針もあります。ちなみに私はシルクピンを使っています。
意外に思われるかもしれませんが、針は結構簡単に、曲がったり折れたりします。消耗品と割りきって、つねに予備の針を用意しておきましょう。針の通りが悪くなった時のために針みがきのいちごもあると便利です。
キルティング用の糸は、すべりをよくするためにコーティングされているもの、摩擦に強いものをオススメします。それでもすべりに満足できない時には、専用のワックスもあります。
色は布地の色にあわせた色を使いますが、ときには金銀のラメ糸も使います。ラメ糸はすべりが悪く摩擦に弱いのが難点ですが、キラキラ光る魅力には勝てません。(笑い)
アップリケにはアップリケ用の糸を使用します。細くて色数も豊富に揃っています。布の色に近ければ近いほど、縫い目は目立ちにくくなります。よりがあまいので、1回分の長さを気持ち短めに切って使いましょう。 ちなみに糸の収納方法ですが、私は直径20cm高さ6.5cmのクッキーがはいっていた缶に入れてます。
しつけにはしつけ糸を使用します。コマ巻きになったものとカセになったものとがあります。カセは、一本の糸をぐるぐるまいて輪の状態にしたものを「ツイストドーナッツ」のようにねじった状態のものです。 ちなみに私はカセのしつけ糸を使っています。どのようにして使っているかというと、ねじりをほどいて輪の状態にしてから、1箇所にはさみをいれます。直線になったものをS字カンにかけて2つ折にします。「ねじりっこ」やリボンなどを使って2〜3箇所をたばねます。こうしておくと、スムーズに一本ずつ糸を引き抜くことができます。
糸のほかに、洗うと溶けてしまうもの、縫わずにアイロンの熱でくっつけてしまうもの、スプレーのりやスティックのりなどがあります。しつけをかける場所によって向き不向きがあります。確認してから使いましょう。
シンブルによってはフリーサイズだったり、S・M・Lサイズに別れていたりします。金属のシンブルには指輪のようにサイズがありますので、実際に指にはめてみて、自分にあったサイズを選びましょう。リングの形をした指ぬきもあなどれません。こちらもサイズがあるので自分にあったサイズを選びましょう。
シンブルの種類は数多くあります。金属のシンブルの上に革をかぶせたもの、皮のシンブルの一部に金属がうめこまれたもの、その場所が指先の上だったり横だったりなどなど。かわったところでは、円形のものを針を受ける部分に貼付けて使うものなどがあります。納得がいかない時には、いろいろなタイプを試してみましょう。
どの指にはめるかは好みがあります。右ききの人ならば、ピーシングの時はきき手の中ゆびに指ぬき、キルティングの時は、右手と左手の中ゆびにシンブルをはめることが多いようです。
キルティングの針は短いので、針をひきだす時に素手だとすべってしまうことがあります。そのような時には針を持つ手の人指しゆびにゴム製のシンブルをはめましょう。しっかりと針をつかむことができます。専用のものもありますが、100円ショップなどで売られている文具用のものでも代用できます。
もちろんテープメーカーがなくてもバイアステープを作ることができます。作りたい幅の型紙を作って布の上におき、縫いしろをかぶせて上からアイロンをあてます。
大量のピースにしるしをつける時には、同じ大きさの型紙を何枚か用意しておきましょう。紙の場合、何度も繰り返し使っていくと角が丸くなったり、磨耗して小さくなったりします。そのまま使い続けると正確にしるしをつけることができなくなります。
市販のテンプレートを利用するのもかしこい方法です。型紙を作るのがむずかしいダブルウェディングリングのテンプレートは、大きなサイズのキルトを作る時に便利です。
型紙をいれたまま巻きかがりでつなげていく方法で作る時にはペーパーライナーを利用するといいでしょう。ヘクサゴンやダイヤモンドなど、種類も大きさも豊富にそろっています。
アップリケの型紙として便利なのがアップリケペーパーです。アイロンをあてると糊がとけて布につきます。ちなみに私はフリーザーペーパーを利用しています。ハワイアンキルトのモチーフをむら染めの布に書き写す時にとても重宝しています。
ちなみに私は、コードレスのスチームアイロンと手芸用の小型アイロンを使っています。手芸用の小型アイロンは軽くて先が小さく、たちあがりがはやいのでとても重宝しています。こちらはドライのみです。
縫いしろを倒すためのシームオープナーもあります。電源やアイロン台いらずなので、1本あると便利です。
ちなみに私が愛用しているのが、ひざの上にのせて使うラップフープというものです。フープの直径は34.5cmです。小さなスタンドがついていて、360度回転してさらに角度をつけることもできます。大きなサイズをキルティングする時にはスタンドフープを使います。こちらのフープの直径は56cmです。フープを使わずにキルト用の文鎮をのせてキルティングをする方法もあります。
高機能なコンピューターミシンを使うとピーシングの時間の短縮はもちろん、より芸術性の高いキルティングが可能になります。プロ仕様となると値段はビックリするほど高いですが、いつかは欲しい!道具のひとつです。ちなみにスイスのミシン「ベルニナ」はキルターのあこがれです。